コーヒーには楽しさと健康効果がある
ドリップコーヒーには良いところがたくさんあります
ドリップが楽しい
自分でコーヒーをドリップするのは「想像していた世界が目の前にある感覚で」とても楽しいです。
今までは映像や喫茶店でやってもらっていたことが目の前にあり、僕はとても興奮していました。
コーヒー豆にお湯がかかり、「生き物のように膨らんでいく様子」を見ているのがとても楽しいです。
コーヒーはドリップの仕方で味が大きく変わるので、その変化をコントロールすることも楽しみの一つですね。
最近のコーヒーは苦くない
昔からコーヒーを飲んでいる方は驚くかもしれません。最近流行っている「浅煎りのコーヒー」は苦味がほとんどなく「ほのかな甘味と華やかな酸味」が特徴です。
もちろんこれを美味しいと感じるかどうかは人それぞれですが、「コーヒーは苦くて飲めないよ」と考えていた人には是非チャレンジしてほしいですね。きっとコーヒーを見る目が変わるはずです。
コーヒーは甘い
これは今も昔も変わらないらしいのですが、「コーヒーはほんのり甘い」です。
チェーン店のコーヒーがやたら苦いのは、「コーヒーは苦いもの」という考えが浸透しているので、あえて苦くしているそうです。
自宅で新鮮な豆を使って淹れると、甘みのあるコーヒーが出来上がりますよ。
甘みのあるコーヒーはとても飲みやすくてリラックスできます。
健康に良い
カフェイン
コーヒーにカフェインが入っているのは有名ですね。このカフェインには様々な健康効果があります。
覚醒作用
カフェインには集中力を上げる覚醒作用があります。
仕事の前にコーヒーを飲むことによって、仕事の集中力アップができます。
カフェインを摂取すると大体20分〜30分後に効果が出てくるので、目安にしてください。
α波
コーヒーの香りにはリラックスしているときに出てくる脳内物質の「α波」を増幅させる効果があります。
つまり、コーヒーを飲むことによってリラックス効果を得ることができます。
コーヒーの匂いがすると、苦手な人でも「良い香り」と感じるのはこういった理由があるみたいですね。
朝のスイッチが入る
上で話した通り、コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があります。
これによって朝から集中モードになれます。
さらに「自分でドリップをする」工程が入ることで、それがルーティン化して集中力が上がるトリガーになります。
もちろんこれは「コーヒーを飲む」だけでもルーティンになります。
しかしドリップ中はコーヒーに集中しているため、瞑想しているような感覚になります。
瞑想は集中力アップにも繋がるため、朝からドリップすることは効率良く集中できることになります。
おすすめのドリップ方法
ドリップの種類
ペーパドリップ
後片付けが楽
ペーパードリップはドリップが終わった後に、粉が残った紙を捨てるだけなのでとても楽です。
後片付けが楽なのはドリップするハードルを下げるので、続けやすくなります。
スッキリした味わい
ペーパードリップはコーヒーのオイルを紙が受け止めるので、比較的スッキリした味わいに仕上がります。
もちろんコーヒーの複雑な味わいを楽しみたい方も多いと思いますが、あまり飲み慣れていない方はスッキリとしていたほうが飲みやすいと思います。
ペーパドリップのまとめ
ペーパードリップは最もスタンダードなドリップ方法と言えます。
手軽さと美味しさの両立ができているので、ドリップを始めたい方にはかなりおすすめです。
金属フィルター
掃除が大変
金属フィルターは紙を使わないので、ドリッパーに粉が直接ついてしまいます。
水で流せばサッと落ちますが、紙を捨てるだけのペーパードリップに比べると少しハードルが上がってしまいますね。
飲みごたえがある味わい
ペーパーと違って後片付けが少し面倒ではありますが、ペーパーを通さない分コーヒーオイルが抽出されて、濃厚な味わいのコーヒーを淹れることができます。
より甘みが増し、香りも強くなります。その代わり嫌な成分の雑味も強く出るので、ドリップのやり方やレシピをしっかりしてやりたい手法ですね。
気になる人は気になる微粉問題もあります。
金属フィルターは目が荒いので小さな微粉まで通過してしまいます。その為、にごりのあるコーヒーができて、最後は少し粉っぽさが残ります。
金属フィルターのまとめ
金属フィルターは後片付けに少し手間がかかってしまいます。粉っぽさに関しても好みが分かれるところです。
その代わりにより豆の特徴を感じることができる本格的な味わいを感じることができます。
ネルドリップ
僕は家でまだ実践したことがないので、知識とお店のネルドリップを飲んでみての感想で説明します。
管理が大変
ネルドリップは布を使ったドリップです。
ネルドリップは美味しさの代わりに管理に手間がかかることで有名です。
具体的には
使用後に手で揉み洗い→タッパーに水を張り、それに浸けて管理(水は一日おきに入れ替えが必要)
といった感じです。
捨てるだけ、洗うだけのペーパー、金属とは手間が違いますね…。
コーヒーの味を存分に楽しめる
手間の代わりに味わいに関しては最高と言えます。
ペーパーと違ってオイルも抽出されるのでしっかりとした味わいに、金属と違って微粉が通過しないので粉っぽくなりません。
さらにネルドリップ独特の口当たりのまろやかさが特徴です。
正直僕は自宅で試したことがないので、喫茶店のマスターの腕が良いのもありますが、ネルドリップで淹れてもらったコーヒーは最高に美味しく感じます。
しっかりした味わいなのにスッキリとしていて飲みやすく、何杯でも飲んでしまいます。
ネルドリップのまとめ
ネルドリップはドリップの中で一番コーヒー豆を深く味わうことができます。オイルを通すのに粉は通さないので、豆の特徴を何も邪魔されることなく味わい尽くせます。
しかしその代わりに家でやるにはかなりの手間がかかります。
そのことから、その美味しさはわかっていても手を出せない人がたくさんいると思います。
ペーパドリップがおすすめ
後片付けが手軽で続けやすく、スッキリとしていて飲みやすいのでペーパードリップを選びました。
僕は基本的に朝ドリップをしますが、朝の短い時間でもペーパードリップなら余裕を持って楽しめます。
準備も豆を挽いてペーパーをセットするだけですし、終わったらペーパーを捨てて、ドリッパーをサッと洗うだけで終わります。
僕の中ではコーヒーを淹れる時間も楽しみたいですが、飲む時間もゆっくりとりたいので、なるべく手早く終わるペーパードリップがお気に入りです。
僕の好みはスッキリよりもまろやかなコーヒーです。ペーパーでも豆選びと淹れ方によって、とろみのあるまろやかなコーヒーに仕上げることができるので、是非ドリップコーヒーに興味がある方は試してみてください。
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